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社会人野球チーム「湯前球友」全国大会出場

「機動力野球で熊本県大会を制す」

第40回西日本軟式野球熊本県大会が3月17日~24日、上天草市で行われ、一部(B級)で湯前球友が優勝し、5月18日~21日に宮崎市(アイビースタジアム)で開催される全国大会出場を決めた。決勝戦では、湯前球友の持味である機動力を生かした攻撃が発揮し、八代ファイヤーズを4-1で退けた。投げては主戦のエース堤田選手が、大会を通して全試合完投の力投を魅せ優勝に大きく貢献した。近年目覚ましい活躍で力をつけている湯前球友。事実上の決勝戦と注目を浴びた準決勝、熊本市の強豪・味千拉麺戦でも少ないチャンスで機動力を発揮し全国への切符を手繰り寄せた。

監督の椎葉恭介さん(42)は「20代が中心の若いチームらしい機動力でかき回す展開に持ち込めた」と大会を振返った。全国大会での抱負は?との問いにも「スター選手がいない分、全員で泥臭くコツコツ点を取って湯前球友らしい野球で全国制覇を目指したい」と力強く話した。

過去にも球磨郡勢での全国大会出場は今回の湯前球友が初。是非とも全国の舞台で球友らしい野球を期待したい。

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