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山下サイクル

これまで3代目店主の山下了弘さん、千鶴さん夫婦で営まれてきましたが、次男・裕己さんが家業を引き継ぐことになり、建物の老朽化や駐車場が無かったことを踏まえて、10月7日に駐車スペースを3台分確保しつつ、新装開店されました。正式な屋号は「有限会社 山下商会」。祖父・眞吾さんが、筑後地方から上村小学校付近に移り住まれて、反物などを取り扱われていました。その後多良木町に移住され、昭和20年前後に配給で回ってきた部品などを用いて、バイクや自転車を取扱う現在の山下サイクルさんになったそうです。山下さんは小3の頃から父・幸一さんから指導を受け始めましたが、中学生になる直前に幸一さんが急逝され、しばらくの間は母・七重さんと職人さん、伯父とで切盛りされ、山下さんが高校を卒業されてから本格的に家業を引き継がれました。

店内さて新店はこれから水槽を置いたり、くつろげる場所を設けるなど、皆さんに気軽に立ち寄ってもらえるような自転車屋さんを目指して、日々進化しているそうです。今後タイヤの空気入れは、当店で購入の有無関係なしに無料でして頂けるそうです。またバイクのタイヤ交換用の機械を新たに導入したことで、安全かつきれいに仕上げることが出来る様になりました。「様々な相談に応じますので、何でも言ってきてください」と山下さん。皆様是非お立ち寄りください。

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