熊日多良木・湯前販売センター(有)小出忠新聞店

前のページへ戻る

新聞記事を楽しむ61

~あらためて新聞の活用を整えて~

40日間の休校でスマホゲームに夢中になり、活字離れが進んだのではないか。また、居間でメディアに熱中して、フェイク(まやかし)の情報で人間嫌いになってはいないか、少し心配でもある。そうこう思いながら、庭のツワブキを眺め、13日(月曜日)から始まる新年度の教材に積極的に取り入れる新聞の活用を改めて考えてみた。前提は、「公平な視点が読者の自分なりの思考を深めていく手掛かりになる。賛成があれば反対もある。『公平な資料』を準備し論じる」こととした。新聞の効用を整理した。

①「文字に楽しく慣れる」の形成
難しく思えるような漢字があり、読めたとしてもその意味がなかなか把握できなかったりする。そんな時、「まだ学校では習っていません」で終わらせないで、「この漢字は何と読むの」、「この漢字はどんな意味なんだろうね」と記事をもとに支援の「会話」をすることで、文字に対する興味と関心が培われていく。

②「社会について考える力」の形成
たとえば、「コロナウィルス感染で収入減少世帯に30万円現金給付」の記事から、「君にはどのような影響があるか」を問いながら、政治にしても経済にしても、最終的には私たちの生活に結び付いていることが深く理解できる。

このように「新聞」と「対話」を用いて、「子どもがどこまで理解できているか」、「子どもは社会に対してどのような考えを持っているのか」など、しっかり把握して、次へ上へと引き上げることで社会への興味と関心が培われていく。

③「少ない情報で多くを理解する思いやる道徳」の形成
4コマの漫画記事から、「そこに登場する人物はなぜ笑っているのか、なぜ怒っているのか」など表情を捉える。また「なぜこの人物はこんな言葉を言ったのか」とその状況を判断するなど、思いやり、善悪を判断する規範意識に興味と関心が培われていく。
つまり新聞は「公平」、「文字」、「社会」、「道徳」を培う「学びの書」と効用を整えた。

このページの内容が掲載されたミニコミ誌はこちら

Copyright © 熊本日日新聞多良木・湯前販売センター(有)小出忠新聞店 All Rights Reserved.