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暖談なぁ~14

◆二度にわたる震度7の洗礼。信じられない大災害から1カ月が過ぎました◆益城町に近い熊本市の知人は、体感震度は益城町そのものだったと声を震わせます。家人の足が悪いため、開き直って避難所には行かずめちゃめちゃの室内で余震におびえていたそうです◆いつ大きな揺れが来ても逃げられるよう、普段着のままで寝る生活。疲れ切った体を板張りの床に横たえていると、揺れていないのに下から突き上げられ、目まいがする感覚に襲われるとか。疲労困憊の体が過敏反応するのでしょう◆そんな中、建築会社はいち早く長崎の社員を派遣してくれたし、水道復旧は埼玉、ガスは東京、損保会社は三重の人といった具合に全国各地からの応援に触れられ、がんばらねばという気になったとか◆「半年か1年ぐらいかけて元の暮らしに近づけるか」と、くだんの知人。少しだけ前向きの姿勢を感じさせてくれました。(X)



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