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新聞記事を楽しむ33

~恋心に共感した心地よい朝~

9日の朝、本を読みながら小田和正のベスト1CDを聴いていると、“こころ”の「君の代わりはいない、確かなことは何も見つからないけど、君が好き、世界中でいちばん大切な人に出会った・・・」歌詞が響き、まるで恋愛しているようで、つい口ずさんだ。おそらく子どもに恋人ができ、青森と宮崎の遠く離れたなかなか会えない辛い恋愛をしているからかもしれない。はたと、養老孟司さんが、「脳の中に、きわめて活発に働くニューロン細胞があり、他人の動きを見ながら、脳はまるで自分がその行為をしているかのような反応をする。さらに、その相手がやっている行為を今度は自分がするとそれまでの倍くらいの反応が強くなる。またニューロン細胞は、人の心の状態を推測したり、相手の気持ちに共感したり、言語の発達との関係性も高い」と書かれていたことが思い浮かんだ。

また、11月30日、脳科学者の中野信子さんの【子育てに生かす脳科学】と題した講演内容の新聞記事に、「愛着のスタイルは大人になってもほぼ継承される。安定型(一緒にいる母親など養育者がいなくなると、寂しく泣いたり、不安そうな顔をしたりするが、養育者が帰ると安心する)の愛着スタイルを持っている人は6割程度。あとは不安定型(養育者がいなくなると激しく泣くが、帰っても『なぜ置いていったのか』と泣く)と回避型(養育者がいなくなっても泣かず、帰って来ても喜ばない)に分けられる。この行動パターンは脳内物質のオキシトシンの受容体の密度の違いと考えられている。子供の目を見て話し掛けたり、スキンシップをしたりすると、受容体をたくさん作るための刺激になる。子どもが心地よく安心していられる環境が、子どもの成長を促すとして注目されている。安定的な愛着を持ち、社会の中で楽しく幸せに生きていける人を育ててほしい」と紹介されていた。

恋心に共感した心地よさを感じた土曜日だった。

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