◆「石焼~き芋~」、夜の住宅街に響く売り声はこの季節らしい響きと熊本市の知人。還暦過ぎの世代にはひときわ懐かしい◆収穫後、適温で保存した芋は、でんぷんがゆっくりと糖分に変わるそうだ。蒸すのもいいが、焼けば甘さは数倍に◆それも一気に加熱でなく、70度ぐらいに熱した石の上で時間をかけ、糖度を高めるのがコツとか◆スナック菓子に親しむ世代には笑われようが、耳と舌から飢えた時代を思い出させてくれるソウルフードには違いない。(X)
◆「石焼~き芋~」、夜の住宅街に響く売り声はこの季節らしい響きと熊本市の知人。還暦過ぎの世代にはひときわ懐かしい◆収穫後、適温で保存した芋は、でんぷんがゆっくりと糖分に変わるそうだ。蒸すのもいいが、焼けば甘さは数倍に◆それも一気に加熱でなく、70度ぐらいに熱した石の上で時間をかけ、糖度を高めるのがコツとか◆スナック菓子に親しむ世代には笑われようが、耳と舌から飢えた時代を思い出させてくれるソウルフードには違いない。(X)
テーブルや花台、踏み台に看板などの木工品を製作・販売する「クラシアル」を紹介します。
オーナーの本岡進一さんはこれまで建築業に携わっておられましたが、一昨年に廃業。建築業の過程で集められていたケヤキやサクラ、ヒノキなどの材料を沢山所有されていたことや、培ってきた技術を活かせるということもあり、木工品製作に取り組み始められたそうです。
本岡さんが製作されるテーブルなどは、真四角に成形されたものではなく、その材料となる木の自然な形を活かしたものがほとんどで、1つ1つが個性豊かなものばかりです。
◆正月のお飾りに使われるダイダイ。親から子、孫へと代々続く家系など縁起ものとして知られるが、何気なく開いた文庫本にびっくり◆カキ、リンゴなどほとんどの果物は成熟すると落ち、次の季節には新しい花が咲き実がなるが、ダイダイは黄色く色づいても落ちず少し青みが戻って次の年の実がなるのを見届け落ちる、と◆人間社会にすれば一度若返って次世代の発展を見届けようとの願望だろうか。希望を持ち続けるのが大切とダイダイが教えている。(X)
◆今年もあとわずか。11月が比較的暖かかっただけに、一転したような球磨盆地の冷え込みが、ひときわ堪えるこのごろだ◆少々手前みそになるけれど、毎日、皆さまの所に新聞をお届けする担当者の苦労、雨や雪の日などは普段の3倍、5倍になる◆月に1回の球磨んタイムズも、ほっこりする話題などをご覧いただくささやかなメディアの一端を担っていると自負する。来年も干支のウサギに負けぬよう当センター一同頑張ります。どうぞ、いいお年を。(X)
7月にオープンした「呑ちょう」さんを紹介します。ひらがなで「どんちょう」の方が慣れ親しんだ方もいらっしゃるかもしれません。昼間は駄菓子やおもちゃ屋さんをしつつ、毎日10食限定のランチも用意されています。そして夕方からは1日1組(5~6人まで)、要予約で”呑み会”も受け付けておられます。ただし居酒屋ではないので「1,000円セット(下記参照)」メインで営業されています。オーナーは佐々木公代さん。元ファミリーマートの店長をされておられたのでご存じの方も多いはず。お店を始めるきっかけをお尋ねしたら「子どもの頃にはこの辺りにも子ども達が立ち寄れるお店があったが、今はなくなってしまった。そんな子ども達が大きくなって『あ~子どもの頃にはあそこに駄菓子屋さんがあったよね』とか『駄菓子屋のおばちゃんは、こんな人やったね』など、ファミマの店長ではなく”伝説のおばちゃん”になりたいと思ったから」だそうです。これからも少しずつ手を加えながら、思い出に残る店にしていきたいそうです。
◆くま川鉄道であさぎり-湯前間を往復、時折り車窓にパッと光る柿の色がすばらしい◆免田から乗った母子4人連れ、先頭車で運転士気分を味わっている姿がとてもかわいく、思わずカメラを向ける。終点の湯前でそのまま折り返し、多良木で下車したが、もっと楽しみたそうにしていた◆肥後西村行きの車内放送テープは「人吉温泉行き」と流れたが、不通区間が1日も早く復活するように、との地元の願いを示しているようで、ほほえましかった。(X)