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チビとカラス

10月の初め、8月の台風で横に倒れた樹齢100年の柿木に「カア」とカラスが止まり、熟れはじめた柿に狙いをさだめている下から、我が家の一番末の猫、チビが威嚇しながら「ニャオ」と声を発した。「食べていい」、「うちのだから駄目」とでも言い合っているようだった。のどかな秋日和を感じた。

10月4日の熊日新聞「“ くまにち論壇” 農村守る共同行動は文化資産」の記事で、「春先に行われる農業用水路の泥上げなど、従来型の協同作業が無条件で合理的とはいえない状況が生まれている。村外出身の若者が農業に取り組むケースや、年齢差など集落の決まりごととして理屈抜きで動員するスタイルに疑問符がつく事態を考えられる。決まりごとの共同行動から、納得ずくで参加する共同行動への転換の期待がかかる。それが風通しの良いコミュニティーにつながり、外部からの人材導入にも結びつく」と紹介されていた。読書から既読へ変わり、浅い会話が増え、楽しく話し合える会話の大切さを感じていた時の記事で、心に響いた。

10月2日・3日と木綿葉フェスタが開かれ、ステージ演出を担当された、多良木町の松下産業社長が「今、私にある技術と機器で、後輩のみんなに最高の音響、照明でステージ発表、舞花さんのライブを聴いて欲しい。また、機器の設置や配線、照明機材など見せて感じさせる工夫をしている。最近は、イベント会場で音量が大きい、小さいと申出があり、音や照明との会話を持って欲しいと思う事がある」。と話された。音や照明との会話が心に沁みた。

カラスとチビに学ばなくては。

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